Falluja, April 2004 - the book
現代企画室刊『ファルージャ 2004年4月』を引き継ぐ形で、
同書共訳者2名がファルージャおよびイラクについてのニュースなどを
英語から日本語にして紹介しています。
本文中の翻訳部分の語句は、原文に即するようにしています。
転送・転載はURLを付記して、ご自身の判断でどうぞ。トラバ・リンクなども連絡等不要。
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*2006年10月1日:
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Falluja, April 2004 - the book

【重要なお知らせ】

2006年10月1日:
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CPTメンバー拉致の件
11月下旬に行方がわからなくなっていたイラクのCPT (Christian Peacemaker Teams) のメンバー4人が撮影されたビデオ映像が、数日後にアルジャジーラで放映されました。

1)CPTについて:
CPT (Chiristian Peacemaker Teams;クリスチャン平和構築チーム) は、シカゴ(USA)とトロント(カナダ)に本部を置くエキュメニカルな非暴力運動で、メノナイト、ブレズレン、クェーカー(フレンド会)をはじめとする宗派が中心となり(バプティスト、プレスビテリアンなど、ほかのプロテスタントの宗派も参加しています)、1984年にスタートして以来、米国内のいくつかの地域や、ハイチ、コロンビア、ヨルダン川西岸地区、ガザ、ボスニア、チェチェンといった世界各地の紛争地で、平和構築の活動を続けてきました。
http://www.cpt.org/

現在のイラクでの活動は、2002年10月(2003年3月の「開戦」の前)にスタートし、拠点はバグダードに置かれています。
http://www.cpt.org/iraq/iraq.php

また、2005年1月からは、イラク国内でMuslim Peacemaker Teamsをスタートするための実践的トレーニングなど、「クリスチャン」という枠を超えた「平和構築」の活動もなされてきました。
http://groups.yahoo.com/group/cpt_iraq/message/855

チームの活動に参加している人々が撮影した写真が、オンライン・アルバムで公開されています。
http://www.cpt.org/gallery/view_album.php?set_albumName=iraq

彼らが書いたレポートや日記は、CPTのサイトや、「エレクトロニック・イラク」のサイトに掲載され、その一部は当ウェブログでも日本語化してきました。

これらの写真やレポートは、サドルシティやアミリヤ(いずれもバグダード市内)、タルアファル、バスラ、ファルージャ、ファルージャからの避難民のキャンプ、ナジャフ、ケルバラ、ラマディなど、イラク各地から伝えられてきました。CPTの人たちが、その土地を実際に訪問し、現地の人々の話を聞くなどして作成・配信された丁寧なレポートは、特に「虐待」や「民間人への被害」(“軍事作戦”によるものと“テロ”によるものの双方)といった点を中心としており、新聞などの「メディア」がバグダードのグリーンゾーンから事実上出られないという状況下、少なくとも当ウェブログにとっては非常に貴重な情報源のひとつであったことは間違いありません。私はキリスト教を信仰していませんので、彼らの理念についての理解がどのくらいできているのかは覚束ない。けれども、実際に彼らが動き、書き、撮影し、伝えてきた情報は、彼らの理念を理解していてもいなくても、見たり読んだりすることができ、そこにあるメッセージは読み取ることができると思います。

2)拉致事件の経緯
11月26日、「西洋人4人」がバグダードで消息を絶ちました(ガーディアン記事によると、バグダード西部のモスクから拉致されたとのこと)。4人のうち1人は米国籍、1人は英国籍、2人はカナダ国籍です。

11月30日、その4人が撮影されたビデオ映像が、アルジャジーラで放映されました。そのことを報じるBBC記事(下記)からの情報(ストリーム映像含む)を短くまとめると、拉致を行なった武装グループは、the Swords of Truth Brigade(「真実の剣旅団」:ストリーム映像ではthe Swords of Righteousness Brigadeという英訳がされていますが)を名乗っていますが、このグループ名はこれまで出てきたことのない名称(ビデオ画面の右肩には2本の剣が交差した紋章が入っている)。また、ビデオには犯行をおこなったグループのメンバーの姿は一切写されておらず、人質もただ白い壁の前に座っているだけで、目隠しをされていたり、武器を頭につきつけられていたりといった、過去の「人質映像」(ケン・ビグリーさん、マーガレット・ハッサンさんなど)とは異なっている。ビデオでは「クリスチャン平和活動者のふりをしたスパイだから拘束した」と武装グループ側が主張しており、「人質」のパスポートも写されている、とのこと。
http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/middle_east/4483760.stm
※上の記事から見ることができるストリーム映像の最後の方にあるのは、数日前に車両が銃撃にあって死亡した英国人ムスリム3人(巡礼のためにイラクを訪れていた:BBC記事)についての話で、CPTメンバー拉致とは直接の関係はありません。

※上記BBC記事には、CPTメンバーとは別に拉致されているドイツ人支援活動家のSusanne Osthoffさんの「人質映像」の写真と説明も含まれています。こちらのビデオは、人質を座らせた両脇に、覆面をつけ武装した男たちが立ち、その1人が何か文書を読み上げているといった光景です。

3)CPTのプレスリリース
11月26日に消息を絶ち、30日にビデオが放映された4人のCPTメンバーについてのCPTのプレスリリースを以下に粗く直訳します(結果物は、特に宗教的な言辞についてはかなり不正確な表現になっている可能性もあります)。

同じ文書(<だと思うのですが、アラビア語は読めないので表題から判断)は、アラビア語でもアップロードされています(PDFファイル)。

URGENT: Update on Four Missing CPT Members in Iraq
Press Release, Christian Peacemaker Teams, 29 November 2005
CPTNet Nov 30, 2005, 1 am (Baghdad)
"Update on Missing Persons in Iraq"
原文:http://electroniciraq.net/news/2206.shtml
または 
http://www.cpt.org/index.html

バグダード発――アルジャジーラ・テレビで大切な友人たちの姿を見ることになり、非常に悲しく感じています。ビデオを見て当惑しており、また、何度もあの映像が放映されることは友人たちの生命を危険にさらすことになるであろうと確信しています。彼らが誘拐されたことについて、私たちは深く傷ついています。友人たちを捕らえている人々に慈悲の心あらんことを、友人たちが近く解放されることを祈ります。友人たちの顔を私たちの家で見ることを私たちは深く望みます。また、私たちがどれほど彼らを大切に思っているか、彼らがいなくなって心配しているか、何が彼らの身に怒りつつあるのかについて不安と懸念を覚えているか、友人たちに知ってもらいたいと思っています。

当チームの一員に起きたことは、イラクに対する不法な攻撃とそれに続いた占領、およびイラクの人々に対する抑圧に起因する米英政府の行動の結果であり、私たちはそれを理由として怒りを感じています。クリスチャン平和構築チーム(CPT)は米国政府によって不法に拘束され虐待されてきたイラク人囚人の権利のために活動してきました。米軍の手でイラクの人々が拷問されていることを最初に――西側のメディアがアブ・グレイブで起きていることを認めたのよりもずっと前に――公に非難したのは、私たちです。今もイラクに残り、イラクの人々に何が起きているのかについて真実を語り続けている数少ない外国人に含まれているのが私たちです。私たちはこの活動を続けたいと思い、また、私たちの大切なチームメイトが迅速に解放されることを祈っています。

拘束されている人々について、詳細は以下の通りです。

トム・フォックス (Tom Fox)、54歳 米ヴァージニア州クリアブルック出身
 2人の子のよき父親であり、この2年間、CPTに参加して、イラクの人権団体とともに平和を促進する活動を行なってきました。フォックス氏は22年間にわたってクエーカーのおしえを忠実に守り、イラクにおいては、イスラムの文化の豊かさをより完全に理解しようと努めてきました。彼はまた、戦争の恐ろしさと、米国の政策と行動の結果として普通のイラクの民間人にもたらされる影響について、米国の市民に伝えることに真剣に取り組んできました。
 音楽家としても有能なフォックス氏はバス・クラリネットやリコーダーの奏者で、料理好きで、食料品店の経営者でもあります。多くの時間を子どもたちとの活動に当ててきた人物で、クエーカーのユース・プログラムを指導し、若者たちのキャンプで働いてきた人であり、若い人々に戦争と暴力に反対するよう働きかけてきた人です。
 フォックス氏は物静かで穏やかな人柄で、誰のことをも尊重し、「すべての人の中に神はおられる」と信じ、それゆえに平和のための活動を大切なものとしてきた人です。

ノーマン・ケンバー (Norman Kember)、74歳 英ロンドン出身
 ケンバー氏とその夫人は結婚して45年になり、2人の娘も既に結婚しています。ケンバー氏は3歳になる孫を持つおじいちゃんでもあります。生涯を通じて平和主義者であり、18歳のとき、軍務につく代わりに病院に勤務することを選びました。
 定年退職を迎える前、ケンバー氏はロンドンの聖バーソロミュー病院の教授を務めており、医学生たちを教えていました。広く知られた平和活動家であり、いくつかの平和団体に関わってきました。この10年間はホームレスの人々に無料で食事を提供する地元のプログラムにボランティアとして参加してきました。
 ケンバー氏は散策やバードウォッチングを好み、ユーモラスな歌や寸劇を書くことを趣味としてきました。若いころは登山を楽しんでいました。

ジェイムズ・ローニー (James Loney)、41歳 カナダ、トロント出身
 トロントで地域奉仕活動を行なってきたローニー氏は、2000年8月にCPTに加わり、現在、CPTカナダのプログラム・コーディネーターを勤めています。前回イラクを訪れたときには、拘束されている人々の虐待についてのCPTのレポートのために、拘束されている人々の家族からの証言をとり、また、基本的な法的権利を確保するためのレコメンデーションを作成する活動を中心としていました。行方不明になったときは2005年5月の(CPTの)イラク派遣団のリーダーとして活動していました。
 彼は平和活動者であり、著述家であり、訓練を受けた調停人であり、トロントでは地域の紛争解決サーヴィス2件に積極的に関わってきた人物です。ホームレスの人々に住居と支援を提供する活動を何年も続けてきた人です。
 CPTに宛てたパーソナル・ステートメントで、ローニー氏は次のように書いています。「平和の人としての私たちの行動は、すべての人々にとっての希望を表すものでなければならないと私は信じています。非暴力を実践することは、神の愛が私に働きかけることによるものであり、また私の周囲の人々にも同じように神の愛が働きかけるものであると私は願っております。」

ハルミート・シン・スーデン (Harmeet Singh Sooden)、32歳 カナダ、モントリオール出身
 カナダ国籍の電気技師であるスーデン氏はマクギル大学で学び、将来は教える仕事に就こうと、現在はニュージーランドのオークランド大学で英文学の博士号取得を目指し勉強中です。芸術を好む彼はスカッシュも好み、地元ではスカッシュのコーチとしてパートタイムで働いていました。ご家族によると、穏やかで楽しいことが好きな人物で、世界各地の恵まれない人々の苦しみに熱心に取り組んでいることで知られています。空いた時間は、人々に教え助けることに惜しみなく捧げている人です。

Statement of Conviction
 CPTの長期メンバーは、"Statement of Conviction"において、「イラク人も外国人も現在多くのリスクにさらされていることは承知している」旨、明言しており、また、そういったリスクよりもイラクに残るという目的のほうが重い、ということを確約しています。彼らは、「味方も敵も愛することにおいて、また、システマティックに抑圧されている人々を助けるために非暴力的に介入することによって、小さなことではあるが、この不安定な状況を変化させるために貢献することができる」という望みを表明しています。

〈以下、CPTについての説明の記述が続く〉


4)その後の動き
12月1日付けのガーディアン記事によると、4人を拉致している武装グループ(「真実の/正義の剣旅団」)からCPTへの直接のコンタクトはないとのこと。
http://www.guardian.co.uk/Iraq/Story/0,2763,1654811,00.html

4人のうち、英国人のケンバー氏を除く3人は、CPTなどの活動でパレスチナにいたこともあるとのことで、パレスチナの各政党(Palestinian political parties)も連名で彼らの解放を求めるステートメントを出しています。
http://electronicintifada.net/v2/article4325.shtml(3人とパレスチナのかかわりについての説明)
http://electroniciraq.net/news/2208.shtml(ステートメント文面:アラビア語と英語)→「壊れる前に・・・」さんで日本語化されています。

一方、英国からは、彼ら4人の解放を求めて、アナス・アルティクリティ氏(Anas Altikriti)がイラクに向かいます。アルティクリティ氏はイラク系英国人で、英国ムスリム協会、STW、CND(the Muslim Association of Britain, Stop the War and CND)を代表する立場で、イラク入りしたあとはCPTに合流する予定。
http://news.bbc.co.uk/1/hi/uk/4488498.stm

また、英国人のケンバー氏については、ロンドンのご家族がステートメントを出しています。ケンバー氏は1950年代に病院で働き始め、2つの博士号を取得してレクチャラーを経て教授になったそうです。ご専門は、放射能が骨の成長に与える影響について(He is an expert on the effects of radiation on bone growth.)。
http://news.bbc.co.uk/1/hi/uk/4484574.stm

本題とはまったく関係のないことですが、ケンバー氏が教授をしていた「聖バーソロミュー病院」(愛称はBart's)は12世紀から続く病院(ロンドン最古)で、ロンドンのシティ(<地区名)にあります。医学校は19世紀半ばに設立され、1995年にクイーン・メアリ(ロンドン大を構成するコレッジのひとつ)と合併。病院はウィリアム・ホガースの壁画で有名で、一般公開もされています。
http://en.wikipedia.org/wiki/St._Bartholomew's_Hospital
http://www.hiddenlondon.com/stbartsmus.htm
http://www.24hourmuseum.org.uk/museum_gfx_en/AM24176.html

余談ついでに、「モンティ・パイソン」の一員、グレイアム・チャップマン(医学博士)もBart'sの医学校の出身です。
http://www.terry-jones.net/chapman.htm

カナダと米国の動きについては、ごめんなさい、時間がないので調べることができていません。どなたか、何か調べられたら、この記事にトラックバックするとかコメントするとかいった形で情報を追記していただけるとありがたいです。(情報のハブという意味で。強制ではありません。)

■リンク:
「P-navi info」さんでの関連記事(拉致された人たちのプロフィール簡略版&パレスチナ諸勢力の声明の紹介)
http://0000000000.net/p-navi/info/news/200511301429.htm

「壊れる前に・・・」さんでの関連記事(パレスチナ諸勢力の声明の仮訳)
http://eunheui.cocolog-nifty.com/blog/2005/12/post_438f.html

投稿者:いけだ

コメント(12)| Track back(0) | 2005-12-02 07:31:28 | イラク全般
■ 「人質」ビデオ2本目がアルジャジーラで放送されました
http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/middle_east/4493944.stm

Last Updated: Friday, 2 December 2005, 22:28 GMT

Arabic television station al-Jazeera has broadcast a new videotape of four Western hostages being held in Iraq.

The TV quoted a statement in which the kidnappers said they would kill the men unless all prisoners in Iraqi and US centres were released by 8 December.

金曜日の記事で、動詞がhas broadcastなので、放送されたのはおそらく金曜日(BBC記事なので英国時間が基準)。

写真のキャプションによると、拘束されている人たちは、何かを言っているけれども音声が鮮明でないとかいう事情か、「彼らの話している内容は聞こえない(not possible to hear what the men were saying)」とのこと。

彼らを拉致拘束している「真実の剣旅団」は、テープと同時に声明を出したようです。「12月8日までに、イラクの管理する収容施設・米国の管理する収容施設のすべての囚人を釈放しなければ4人は殺す」という内容。

以上、取り急ぎBBC記事のみ。
いけだ (2005-12-03 10:57:28)

■ 英国から解放交渉のために送られた方がイラクに到着しました
Kidnap envoy meeting Iraqi Sunnis
Last Updated: Sunday, 4 December 2005, 09:31 GMT
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/4494456.stm

英国ムスリム協会などを代表して派遣されたAnas Altikritiさん(イラク生まれ、イラク系の英国人)は既にイラクに入り、スンニ派のグループと会談を重ねている。

イラク・イスラム党などは新聞に意見広告(かな?appeal)を出し、拘束されている4人はイラクの人々のために働いてきたことを指摘、同党は「こんなことをしていたら、イラク人は戦争を支持している人々と戦争に反対している人々との区別もつかないのかと思われるだろう」「私たちの宗教のイメージを汚そうといている者たちがいる」という内容を含む声明を出している。

特使のAnas Altikritiさんは、「非常に微妙な状況だが、私の立場は中立なものだ(=英国の政策とは関係ない)」と強調している。

いけだ (2005-12-05 00:36:35)

■ An Urgent Appeal: Please Release Our Friends in Iraq
An Urgent Appeal: Please Release Our Friends in Iraq
http://www.petitionspot.com/petitions/freethecpt

ついさっき署名してきました。21011人目でした。

名前(半角英字)とメールアドレス(公開されない)だけで署名できます。
いけだ (2005-12-07 00:26:13)

■ ↑途中で送信しちゃった。。。
署名の文面はあとでちゃんとやりますが、概略、この記事の本文と同じ内容です(CPTについて、4人について)。
いけだ (2005-12-07 00:37:02)

■ [4人の平和活動家(CPT)の安全と解放のための要請
能勢川:井草です。

MWC(メノナイト世界会議)の代表の Nancy R. Heisey さんと、 Larry Miller さんの連名で、11/26 からイラクで「武装グループ」により捕らえられている4人の平和活動家(CPT)の安全と解放のための祈りの要請が届きました。
今回の事件(拉致)は、過去、欧米人や日本人を拉致、殺害した いわゆる「武装グループ」による犯行とは、状況や内容ともに相違があるようです。
(下段の MWCからのメール、添付ファイル:Word を参照を参照ください。)


注:CPT(キリスト者平和つくりチーム(Christian Peacemaker Teams)とは、1984年のストラスブール(フランス)で開催された、MWCの会議でのメッセージの応答としてメノナイト/アナバプティスト/平和主義の諸教会の協力によって創設された「平和をつくりだす」ための働きを進めている団体です。
http://www.cpt.org/index.html


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6 December 2005
Strasbourg, France

Peace is what I leave with you; it is my own peace that I give you.
I do not give it as the world does. Do not be worried and upset; do not be afraid.
(John 14:27 and from World Fellowship Sunday 2006 materials)

Dear sisters and brothers in the MWC global community,

Even as we look forward to celebrating World Fellowship Sunday in January 2006, as well as to the coming of the Prince of Peace this Advent season, we ask you to pray for peace in our world.

Today we ask you to pray for the safety and release of four men from Christian Peacemaker Teams (CPT) being held in Baghdad, Iraq since November 26. The four are Canadians James Loney and Harmeet Singh Sooden, American Tom Fox and Briton Norman Kember.

CPT has been in Iraq for three years, providing first-hand, independent reports from the region, standing alongside their Iraqi brothers and sisters and training others in non-violent intervention. The four men being held are peacemakers and CPT has consistently opposed the war and the continuing presence of multinational forces in Iraq.

As we share this concern with you, we ask you to:

1. Pray for the safety and release of the four men being held in Iraq, for their families and for those responsible for their detention. Pray, too, for the end of the war in Iraq.
2. Sign the petition at www.petitionspot.com/petitions/freethecpt and include your comments of support along with those from other Christians and Muslims. Urge those who are holding the CPTers to release them unharmed so that they can continue their vital work as witnesses and peacemakers.
3. Encourage your government to support the release of the CPTers. Be sure to state your commitment to nonviolence and your desire that the culture of Iraqi communities be respected.

We give thanks for the witness of Christian Peacemaker Teams in our world. We are grateful for the formation of CPT by North American Anabaptists and peace churches in response to a sermon at the 1984 Mennonite World Conference assembly in Strasbourg, France. CPT is now supported by many Christians around the world. CPT is currently working to reduce violence and advocating for human rights in Colombia, Palestine, Canada and on the Mexico/USA borderland as well as in Iraq.

May the peace of Christ be with you as you pray and act for peace on behalf of our CPT brothers,




Nancy R. Heisey Larry Miller
President Executive Secretary

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Peter Pooh (2005-12-08 01:15:22)

■ 「4人の平和活動家(CPT)の安全と解放のための要請」(その2)
先の書き込みですが、URL を入れる前に、途中で送信してしまったようです。

*メノナイト世界会議 "Mennonite World Conference (MWC)"
http://www.mwc-cmm.org/MWC/about.html

*メノナイト中央委員会 "Mennonite Central Committee (MCC)"
http://www.mcc.org/

以上です。

☆★☆ クリスマス ☆★☆
世界の全ての人々に、キリストの愛と平和と和解が訪れますように。
Peter Pooh (2005-12-08 01:34:29)

■ 解放要請など
上にPeter Poohさんがメノナイト世界会議からの要請について投稿してくださいました(ありがとうございます>Peter Poohさん)が、そのほかの動きについて:

ソースはBBC記事(12月10日付け)
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/4515814.stm

・イラク国内スンニ派
バグダードのアザミヤ地区でAhmed Hassan Tahaが礼拝に訪れた人々に対し「CPTの4人を解放するためにベストを尽くすことを、権威と力のある人々に要請する。実際、イラクに対する戦争を最初に糾弾したのはこれらの活動者たちである」と述べた。("We ask those who have authority and power to do their best to release the four European people who work in Christian peace organisation. In fact those activists were the first who condemned the war on Iraq.")

・「アルカーイダの欧州大使」ことアブ・カタダ
イングランド北部の獄中から、「真実の剣旅団の兄弟たちに、解放することに反する宗教上の義務がないのであれば、私たちの宗教の慈悲の原則にしたがって彼らを解放することを、要請する」。("I urge my brothers in the Brigades of Swords of Right in Iraq to release them in line with the principle of mercy of our religion, if there was no compelling religious duty against it.")
※詳しくは下記記事を参照。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/4506970.stm

・エジプトのムスリム同胞団のプレジデント、モハメド・マフディ・アケフ
CPTの4人について、イスラムの原則に反して拘束されていると述べ、「イスラムは、いかなる目的・信条・意見であろうとも、事態に関係のない人々を誘拐することを認めない」。("Islam rejects the kidnapping of innocent people regardless of their aim, beliefs and opinion." )また、彼らがパレスチナで活動していたことに触れ、彼らは敵対すべき人々ではないという内容のことも述べている。

・英国外相ジャック・ストロー
英国の当局者に接触するよう、4人を拘束している人々に呼びかけている。


状況の進展としては、BBC特派員のCaroline Hawleyによると、真実の剣旅団との直接の接触はいまだ実現していない模様。イラク政府も彼らについての情報(インテリジェンス)を集めるために尽力しているが、彼らについての情報(インフォメーション)はまだ何もない。

これとは別に、September 11th Families for Peaceful Tomorrows(9.11で家族を失った人たちによる平和を求める団体)も呼びかけている。
http://electroniciraq.net/news/2228.shtml

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また、CPTの4人とは別に拉致されているドイツ人考古学者とイラク人運転手の解放を求めるオンライン署名もあります。
http://www.petitiononline.com/bajr2000/petition.html

このドイツ人考古学者、ズザンネ・オストホフさんは、イラク人と結婚してイスラム教徒になり、アラビア語も流暢。1980年代からイラクで考古学の分野で活動に参加し(遺跡発掘・保護)、イラン・イラク戦争、湾岸戦争、2003年のイラク戦争と3度の戦争を体験、人道援助活動にも関わってきた人物で、2003年のイラク戦争では、ヨルダンからイラク国内への緊急の医薬品の運搬を自ら車で行なっていた。イラク戦争後の遺跡盗掘や破壊をやめさせる活動にも従事。北部の都市モスルに、イラクの女性のための伝統工芸センターを作る計画も進めていた。

オストホフさんと運転手を拉致した者の要求は、ドイツはイラク政府との接触を停止せよ、というもの。ドイツは主に、イラク警察の訓練プログラムを行なっています。

http://www.archaeology.org/online/features/osthoff/index.html
に遺跡で作業中のズザンネさんの写真と、事態を説明した記事があります。
いけだ (2005-12-10 17:02:54)

■ 前後しますがCPTワーカー解放呼びかけ文の和訳
「いけだ (2005-12-07 00:26:13)」のコメント、

An Urgent Appeal: Please Release Our Friends in Iraq
http://www.petitionspot.com/petitions/freethecpt

の文面の日本語訳を、
http://0000000000.net/p-navi/info/info/200512070345.htm
からコピペさせていただきます(P-naviのビーさん、無断ですみません)。

「クリスチャン・ピースメーカーズ・チーム(CPT)の4人のメンバーは、11月26日、土曜日、バグダッドで連れ去られました。彼らはスパイではないし、もとよりどこかの政府のために働いてもいません。彼らは戦争に反対する行動に人生を捧げてきた人たちで、公然と明確にイラクへの侵攻と占領に反対してきました。彼らは信仰ある人たちですが、宣教者ではありません。そして、イスラームの信仰とイラク人の自決権を深く尊重しています。

CPTは、アメリカのイラク侵略に反対するために、2002年10月に初めてイラクに来ました。その後、占領の期間ずっとイラクの人々と連帯してイラクにとどまりました。CPTは、刑務所や拘留施設で拘束されるイラク人を襲う脅威を警告する上で、はかり知れない重要な役割を果たしました。CPTは、主要メディアが取り上げるずっと前に、アブ・グレイブ刑務所で起きている拷問について文書で告発しました。CPTメンバーは、アメリカ軍から虐待や拷問を受けたイラク人を長期間に渡ってインタビューして、その情報への国際的な注目を喚起しました。

今回、拘束されたCPTのメンバーは、それぞれが暗く悲惨な戦争と占領に抵抗するために命を懸けてきました。安全な母国から戦争に反対するだけでは不十分だと信じて、外国の占領が作り出した不信の空気の中でスパイや宣教師と間違えられる危険も承知の上で、彼らは困難な決断をしてイラクに行きました。そこで行われる不正義の目撃者となるため、そして文化や宗教の違いがあっても関係を結べることを体現するため、純粋な動機で彼らはイラクへ行ったのです。 CPTメンバーは、悪名高い「グリーン・ゾーン」の外で、一般のイラク人と共に生活するリスクを望んで背負いました。彼らは武器や護衛による保護を求めず、イラク人の善意を信用し、またそれに助けられてきました。イラク人の無尽の親切と歓待の心は、CPTメンバーの安全と無事を保証してきました。その精神は、今回の件でも発揮されると私たちは信じています。

私たちは、この活動家たちを拘束している人たちが、危害を加えることなく彼らを解放し、彼らが監視と平和の構築という重要な活動を続けることができるようにすること求めます。」(CPTからの呼びかけ文・訳)
いけだ (2005-12-10 17:20:54)

■ 現時点での状況(BBC記事より)
BBCの11日付記事によると:
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/4517584.stm

「真実の剣旅団」が期限としていた土曜日(10日)は、何ら新たなニュースなく過ぎた。現在バグダードに行っているBBCのジョン・シンプソン(BBC World Affairs Editor)によると、「何が起きたのかを知らされるまでには長い時間がかかる。期限が過ぎて2日とか3日が経ってから、ということもある。(英国人人質ではケネス・ビグリーさんやマーガレット・ハッサンさんの殺害があったが)、あまりに希望的でいることは難しいが、今回は違うという可能性は常にある」。英ムスリム協会の現在の会長ダウド・アブドゥラ氏は「ハマスやヒズボラ、イスラミック・ジハードといったところからも解放の要請が出ており、その声は届いているはずだ」と、解放はうまくいくとの見解を示しているが、特使としてイラクに入っているAnas Altikriti氏(英ムスリム協会前会長)は、これまでのところブレイクスルーはないと述べている。

また、2つ上のコメントで
> これとは別に、September 11th Families for Peaceful Tomorrows(9.11で家族を失った人たちによる平和を求める団体)も呼びかけている。
> http://electroniciraq.net/news/2228.shtml
と書いたものの日本語訳(by益岡さん)は下記(当ウェブログ別記事)。
http://teanotwar.blogtribe.org/entry-eac82cffcaaa2e3f1f1510df22a02287.html
いけだ (2005-12-11 16:10:15)

■ ドイツ人考古学者解放
German hostage released in Iraq
Last Updated: Sunday, 18 December 2005, 18:40 GMT
http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/middle_east/4540540.stm

解放されたズザンネ・オストホフさんはバグダードのドイツ大使館で安全にしており、ドイツの外務大臣は「オストホフさんと話をしたが、健康状態は良好という印象だ」と述べた。

オストホフさんとともに拉致されたイラク人運転手が解放されたかどうかはすぐには明らかにならなかった。(It was not immediately clear if the Iraqi driver had also been released.)

……一方で、CPTの4人については新たな情報は何もないとのこと。
いけだ (2005-12-19 16:47:28)

■ 運転手も解放
上記BBC記事でははっきりしていなかったのですが、ドイツ人考古学者と一緒に拉致されていたイラク人運転手も、少し後で解放されているそうです。
いけだ (2005-12-21 03:19:10)

■ 解放されたドイツ人考古学者のインタビュー記事
CPTの4人と同じころに拉致され、無事解放されたドイツ人考古学者のオストホフさんのインタビュー記事@「反戦翻訳団」さん。
http://blog.livedoor.jp/awtbrigade/archives/50163001.html

とらわれていた間の状況をオストホフさんが語っている部分から少し引用します:

> 彼女は、自分を誘拐したのは「貧乏な人たち」だったと言う。そして「自分を誘拐したことで彼らを責めることは出来ないのです。彼らは、アメリカ人を誘拐しようにも(バグダッドの厳重に防護された)グリーンゾーンには入れないのだから。」
>
> 彼女は誘拐団と共に生活したが、そこは清潔なところで彼女も「丁重に」扱われたそうである。
>
> ドイツ政府が誘拐団に連絡を取って来ないことに衝撃を受けたと、彼女は述べている。彼らに対して「ドイツ人が何も接触を図ってこなかったことが、信じられませんでした。」と、囚われの身であった時の感想を問われて彼女は答えている。
いけだ (2006-01-04 01:24:52)

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