Falluja, April 2004 - the book
現代企画室刊『ファルージャ 2004年4月』を引き継ぐ形で、
同書共訳者2名がファルージャおよびイラクについてのニュースなどを
英語から日本語にして紹介しています。
本文中の翻訳部分の語句は、原文に即するようにしています。
転送・転載はURLを付記して、ご自身の判断でどうぞ。トラバ・リンクなども連絡等不要。
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*2006年10月1日:
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Falluja, April 2004 - the book

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「Jarrarさんたち」について。
19日に動き出したJarrarさんたちの支援活動について,1つのカテゴリにまとめることにしました⇒カテゴリ名:「Jarrarさんたちの支援活動」

最新情報はこのカテゴリの下に更新していくようにしますので,よろしくお願いします。

また,Jarrarさんたちについて,ざっとまとめておきます。(彼らのウェブログや彼らが取材を受けたメディアの記事などで公開されている情報に依拠してます。)

■「Jarrarさんたち」とは?
お父さんのAzzamさん,お母さんのFaizaさん,そしてRaedさん,Khalidさん,Majidさんの3兄弟のことです。一家は現在はイラクとヨルダンとカナダに分かれて暮らしていますが(詳細は後述),家があるのはイラクのバグダード(バグダッド)。一家はパレスチナとイラクにルーツがあり,宗教的にはシーア派とスンニ派の両方(プラス世俗主義)。

■もうちょっと詳しく
●Azzamさん
Azzamさんはパレスチナ人です。バグダードで水道設備の会社を経営しています(⇒会社のウェブサイト)。出張であちこち飛び回ることが多いようです。しかし残念なことに,Azzamさんはウェブログには「興味がない」のだそうです。

●Faizaさん
Faizaさんはイラク人です。南部のシーア派の貧しい家庭の出身ですが,1970年代にバグダード大学で工学を学び,エンジニアとして仕事をしておられます。現在はAzzamさんと会社を経営しつつ,今年発足した専門職労組や女性の組織のメンバーとしても活動。さらに英語教室に通うなど,本当に活動的な方です。

・Faizaさんのウェブログ
http://afamilyinbaghdad.blogspot.com/

ウェブログはときどき私が日本語にしています。(03年12月からいくつかとか,04年4月27〜28日。あと,http://teanotwar.blogtribe.org/で「Faiza」のキーワードで検索してみてください。)「私が大変な思いをしているのに,夫は仕事仕事仕事……」だとかいう日常の話もたくさん。
・Faizaさんのフォトログ
http://picturesinbaghdad.blogspot.com/

フォトログでは,バグダードの日常の風景(例えばカフェでくつろぐおじさんたちとか,ガソリンスタンドの前の行列とか,洋服店とか日用雑貨店,八百屋,工芸品の店など)がたくさん紹介されています。Faizaさんはお花が大好きなので,お花の写真もたくさんあります。

●Raedさん
Raedさんは26歳で3兄弟の一番上。宗教的には「世俗主義」。バグダード大学で建築を学び,現在はヨルダンのアンマンの大学院で修士過程履修中。2003年,米英豪の攻撃後,イラクでNGOを組織し,150人ほどのボランティアを束ねて民間人犠牲者(死者・負傷者)の調査を実施(⇒調査結果はIRAQI CIVILIAN WAR CASUALTIESとしてまとめられて公開されています)。劣化ウランについても,犠牲者調査の過程で多くを知ることになったとのことです。

・Raedさんのウェブログ
http://raedinthemiddle.blogspot.com/

・Raedさんのウェブログ(日本語化)
http://raedinthejapaneselang.blogspot.com/

このウェブログは,私が丸ごと日本語にしています。

なお,2002年にウェブログ界に衝撃を与えたサラーム・パックスさんのバグダードからのウェブログ,"Where's Raed?"のRaedとは彼のことです。

●Khalidさん
Khalidさんは21歳でバグダード在住。つい先日試験をパスしてsenior yearに進んだばかりの工学部の大学生。お兄さんのRaedさんの記述によれば「スンニ派の弟」。

・Khalidさんのウェブログ
http://secretsinbaghdad.blogspot.com/

このウェブログも,ときどきですが,私が日本語にしています(03年12月からいくつかとか,あと,http://teanotwar.blogtribe.org/で「Khalid」のキーワードで検索してみてください。)
・Khalidさんが頻繁に投稿をしている複数人による共同運営ウェブログ
http://iraqblogcount.blogspot.com/(コメント欄あり)


●Majidさん
Majidさんは18歳になったのかな? 今年高校を終え,奨学金をゲットして,9月からカナダの大学に進んでいます(4年間)。コンピュータが得意で,RaedさんのNGOの調査では統計のプログラムを組んだり,オンライン・メディアをやったりしてきた「クールなティーンエイジャー」(<Raedさんの描写による)。

・Majidさんのウェブログ
http://me-vs-myself.blogspot.com/

Majidさんのウェブログで単に感嘆してしまうのが,この英語。母語でもないのにこんな綺麗に書けるとは。

……何か重要なことを書き落としている気もしますが,とりあえずこんなところで。

■そのほか
私(=いけだ)とJarrarさんたちとの間には,もちろん,面識はありません。が,私は東京でサラーム・パックスのウェブログを読んできたので,Raedさんのことはもう2年近く「知っている」ことになります。

Raedさんとの直接のやり取りが始まったのは彼らのウェブログが始まった03年12月でしたが,頻繁にやり取りするようになったのは04年の4月でした。これをきっかけに,Raedさんのウェブログを全部丸ごと日本語にすることになり,さらに,私に余裕があるときは,FaizaさんやKhalidさん,Majidさんの記述も日本語にしたりしています。これと同時に,ときどきメールをしたり(主に「こんな記事があったよ」とか,あとは世間話……「イラクってサッカーめちゃくちゃ強いね」とか)して現在に至る,という感じです。

個人的なメールのやり取りなので公開はしませんが,そのやり取りを通じて,またそれ以前に彼らのウェブログを通じて,彼らの考え方とか物事の進め方といったものを知り,私は彼らのことを信頼できる人たちであると考えています。

むろん,信頼できるかどうかの判断は,各自でしていただくべき事柄です。(彼らの書いたものをすべて日本語にする余裕が私にないのが残念ですが,どなたかそれができるようであれば,どうかやってください。)


投稿者:いけだ


コメント(0)| Track back(0) | 2004-10-21 22:24:09 | Jarrarさんたちの支援活動
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