white phosphorus bombs――白燐弾 (「弾」は「爆発物」の意味である可能性)
「白燐弾」という爆弾のことは、私はまさに1年前、2004年11月10日のRaed blogで知りました。
▼以下、元は英文です。そしてこの日本語は私の責任による誤訳があることと、元の投稿者の錯誤があることにより、正しい情報とはいえません。このことをお詫び申し上げます。詳細は、当面はコメント欄をご覧ください。後日、もうちょっと整理してここに書き加えます。
爆撃された病院,白燐榴弾,そしてファルージャ(←原文へのリンクはここをクリック)
今日はひどい頭痛がしていますが,いくつか興味深いニュースがあったので。ファルージャにおける米軍の解放の軍事行動(efforts)について,ネットならどこでも読めるというわけではない記事です。
米軍が白燐榴弾を使っているとの報道
ワシントン・ポストの報道によると,米軍は白燐榴弾を使い始めている。白燐榴弾は着火すると水で消火することができない。イラク人医師たちは,病院に運び込まれている死体の皮膚が溶けていると報告している――白燐榴弾の火傷と一致する反応である。
そして、Raed blogのこの記事のコメント欄に、読者からこんな情報が書き込まれていました。
白燐榴弾を人のいるところに投げているとは常軌を逸している。火器というよりは化学兵器になってしまう。米軍が使っているであろうM-15白燐榴弾は,爆発半径は17メートルあって,燃焼温度は5000度だ。身体に付着した破片を取り去ると,空気に触れて自然発火する。だから取り去る前に怪我をした箇所を水につけなければならない。破片はすぐに水にひたさなければならない。白燐(黄燐)は酸素の少ない水に触れるとホスフィンを出すが,これがおそろしいガスだ。煙を吸入すれば,「phossy jaw」と呼ばれる症状が起きる。口に傷ができるがそれは治ることなく,顎の骨自体が砕けてしまうこともある。白燐(黄燐)は少量(小匙1杯未満)摂るだけで,吐き気,嘔吐,肝臓障害,心臓障害,腎臓障害,ひどい眠気をもよおすし,時には死に至ることもある。
かつては花火にごく少量入っていたけれど,あまりに多くの人がそれで怪我をしたり病気になったりしたので,花火への使用はやめなければならなかった。
M-15白燐榴弾は,こんな物質が15オンス(約425グラム)入っている。
どうかしてるよ・・・
# posted by Rei : 11:30 PM
▲ここまで、元は英文の箇所。
米軍がこの兵器を使っているという記事は、同日付のthe International Herald Tribuneにもありました。写真ジャーナルです。
http://www.iht.com/slideshows/2004/11/10/africa/falluja.php
U.S. marines scurried for cover Tuesday, Nov. 9, to avoid being burned by "white phosphorus," which was fired as a smoke screen for U.S. tanks but landed on their own positions.
11月9日撮影、「白燐」で焼かれるのを避ける米海兵隊員。この白燐弾は米軍の戦車の煙幕として発射されたが、自陣に着弾してしまった。
「煙幕」? そのためにそんな危険なものを? ありえねぇ。
それから約1年になろうという2005年11月8日、私はBBCで次のような記事を見ました。
US 'uses incendiary arms' in Iraq
Last Updated: Tuesday, 8 November 2005, 11:13 GMT
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/4417024.stm
Italian state TV, Rai, has broadcast a documentary accusing the US military of using of phosphorus bombs against civilians in the Iraqi city of Falluja.
In the film, eyewitnesses and ex-US soldiers who served in Iraq said white phosphorus bombs were used in built-up areas in the insurgent-held city.
Rai says this amounts to the illegal use of chemical arms, though such bombs are considered incendiary devices.
The US military admits using the weapon in Iraq to illuminate battlefields.
イタリア国営テレビRAIが、ファルージャで米軍が一般市民に対して白燐弾を使ったと告発する内容のドキュメンタリーを放送した。
このドキュメンタリーでは、目撃者やイラクで任務についた元米兵らが、ファルージャの市街地で白燐弾が使用されたことを述べている。
このような爆弾は焼夷性(incendiary devices)とされているが、RAIはこれは化学兵器の不法な使用に相当すると述べている。
米軍はこの兵器をイラクにおいて、戦場を照らすために用いたことを認めている。
1年前は「煙幕」だったのが、今度は「照明」と説明。。。いや、「煙幕兼照明」ってこともあるのかもしれないですが、いずれにせよ、そのためにこんな危険なものを? ありえねぇ。
何のためと説明するのであれ、米軍はこれをファルージャで使っていたことを、認めました。
投稿者:いけだ ▼コメント欄も読んで下さい。(コメントをお寄せくださっている方に感謝します。)▼
追記(25日):
RAIニュースでドキュメンタリーが流れた日以後、英国のニュースでは、WPのことはかなり大きく取り上げられていました。これらについてはカテゴリ「WPの使用」一覧をご参照ください。






