Falluja, April 2004 - the book
現代企画室刊『ファルージャ 2004年4月』を引き継ぐ形で、
同書共訳者2名がファルージャおよびイラクについてのニュースなどを
英語から日本語にして紹介しています。
本文中の翻訳部分の語句は、原文に即するようにしています。
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CPTメンバー拉致から100日。
CPT(Christian Peacemaker Teams)のメンバー4人がイラクで何者かに拉致されて、3月5日で100日になりました。

過去記事:「CPTメンバー拉致の件」(2005-12-02)
http://teanotwar.blogtribe.org/entry-6e917400015cd360d8996778ccd48c5f.html
※コメントおよびトラックバックもご参照ください。

拉致されているCPTメンバーのひとり、英国籍のノーマン・ケンバーさんの居住地のロンドンでは、トラファルガー・スクエアでヴィジルが行なわれたそうです。またヴィジルはロンドン以外でも、英国各地で行なわれたとのこと。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/4775780.stm

米大陸での報道は確認していないのですが、4人のうち2人がカナダ国籍、1人が米国籍ですので、北米でもヴィジルは行なわれているのではないかと推測します。(何か記事があればコメント欄で教えてください。)

BBC記事によると、1月28日にビデオが放映されて以後、バグダードからは情報は入ってきていないが、CPTのBeth Pylesさんは4人の生存を確信しているとのこと。

また、CPTの人たちとは別に拉致された米CSM紙契約のジャーナリスト、ジル・キャロルさんについても、2月の上旬にクウェートの放送局に渡されたビデオ(→BBC記事)以降は特に情報がないようです。

投稿者:いけだ




コメント(3)| Track back(0) | 2006-03-06 10:35:45 | イラク全般
■ 2月28日撮影のビデオがアルジャジーラで放映
2月28日の日付入りのビデオがアルジャジーラで放映されました。
下記BBC記事から、BBCニュースで報じられたものを見ることができます。
(記事の上のほうの写真のすぐ下、See the full broadcastをクリック。)
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/4781462.stm

BBCニュースのフィルムは長さ1分12秒。
ビデオに写っているのは拉致されている4人のうち3人で、
姿が見当たらないのは米国人のトム・フォックスさんです。
英国人とカナダ人2人の計3人が、壁際に座っているのを、
順番に写していくという映像で、照明はろうそくなのかな、暗く黄色っぽい光です。

BBCの記事によると、ビデオは音声が入っていないとのことですが、
映像では3人目に撮影されているカナダ人のJames Loneyさんが
カメラに向かって何かを話しているように口を動かしています。
BBCのフィルムによると、彼は政府(<複数形)に対して介入(to intervene)を要請している。
その点について、BBCの記事によると:
According to al-Jazeera, the three hostages appealed to Gulf leaders and their own governments to help bring about their release.
(アルジャジーラによれば、3人は湾岸諸国の指導者と彼ら自身の政府=英国とカナダの政府に対し、彼らの解放が実現するようにしてもらいたいと訴えている。)
いけだ (2006-03-08 10:55:45)

■ CPT response to latest video of peacemakers missing in Iraq
CPT response to latest video of peacemakers missing in Iraq
Press Release, Christian Peacemaker Teams, 7 March 2006
http://electroniciraq.net/news/2295.shtml

内容としては:
拉致から100日を迎え、世界各地で彼らの解放を求めるヴィジルが行なわれた直後に、CPTメンバーのビデオがアルジャジーラで放映された。彼らの安全と迅速な解放を祈る。

ヴィジルにおいては、現在多国籍軍によって、容疑のないまま家族にも弁護士にも接触できず、違法に拘束されている14,600人のイラク人の解放も祈った。

ビデオでJim Loney、Harmeet Sooden、Norman Kemberが生きていることを確認でき、大変に喜んでいる。Tom Foxが写っていなかったことはどう解釈すべきかわからないが、彼らがイラクに行った動機は私たちにはよくわかっている。トムは「私たちは神の平和な御世(the Peaceable Realm of God)を作ることに参加するためにここに来た。……それは神を愛し、また隣人も敵も愛すことによって可能である」と拉致の(?原文ではhe was taken)前日に書いている。

多くのイラク人の友人や人権支援者が、CPTを非暴力で独立した存在として歓迎してくれている。イラク人からは話を伝えてほしいと頼まれ、また、イラクで非暴力的な機関をつくることに力を貸してほしい、拘束されている人々をはじめ抑圧の元に置かれている人々のためにともに正義を求めてほしいと頼まれている。私たちは私たちの内部の人間的なるものを高め、暗黒のときにあって少しでも希望を差し出したい。イラクの人々の信仰の伝統のなかには、同様の希望がある。

CPTメンバー拉致の根本的原因は、米英主導の侵略および占領にあることは私たちは確信している。イラクでは多くの人々がこの長い戦争をテロリズムとして経験してきた。占領は終わらねばならない。これに向かう動き(work)は、the Global Call for Nonviolent Resistance to End the Military Occupation of Iraqがまとめている。この地球規模のキャンペーンはこの次は3月18〜20日(イラク攻撃から3年目)にかけて世界各地で予定されている。占領を終わらせるため、世界中の人々に参加を呼びかける。
http://globalcalliraq.org

そしてCPTメンバーを拘束している人々は、彼らを家族のもとへ、そして平和をつくる仕事へとかえしてほしい。

……以上、とても大雑把ですが。
いけだ (2006-03-10 14:07:50)

■ トム・フォックスさん、射殺体で発見
8日(火曜日)にアルジャジーラで放映された2月28日付けのビデオで姿が見当たらなかったCPTのトム・フォックスさん(米国籍)が、バグダードで射殺体で発見されました。

土曜日(11日)付けのBBC記事:
US hostage in Iraq confirmed dead
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/4795678.stm

記事から、事実関係についての情報:
イラク警察によると、トム・フォックスさんの射殺体は、木曜日(9日)に、バグダードの高級エリアであるマンスール地区で発見された。殺害前に殴打された痕跡があった。

フォックスさんは54歳。イラクで人権組織で活動を始めて2年になる。

米国務省のノエル・クレイ報道官によると、発見された遺体の本人特定はFBIによって行なわれた。「さらなる検死は米国で行なわれることになるが、遺体がトム・フォックス氏であることは確実だ。ご家族にはすでに連絡した。こころからのお悔やみを申し上げる。」

クレイ報道官は、フォックス氏の死因はすぐにはわからない(つまり断定できてない)とものべた。

土曜日にイラク治安当局が述べたところによると、遺体は両手を縛られ、背中に怪我をしていた。


いけだ (2006-03-12 20:06:32)

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